いいえ、構いませんよ。

それにしても不思議そうな顔だ…余程似ているんでしょうね。

ただ言わせて貰うならば、君が知っている彼に私が似ているのではなくて彼が私に似ているのです。

…六道骸がね。

(性急に顎を掴まれるや否やグイっと顔を上に向かされる)


その彼がご執心だというからどんな娘なのかと思いましたが、至って普通の…一般人とは。

利用する意味も見当たらない。一体何を考えている…あの男。


抵抗する
房違い5