…ッ!

(思い切り噛み付くと、予想外の事に驚いたのかスペードの顔が強張った。その一瞬の隙を逃さなかった骸がすかさず三叉槍をスペードに向かって突き入る。

拘束するように肩に置かれていたスペードの腕が外れた瞬間に、横から伸びてきた手に体を引かれたと思うと、いつの間にか骸の胸に飛び込んでいた)

ちっ…


大した娘ですね…怖めず臆せず私に歯を立てるなど。

それに今のは危なかったですよ。

(攻撃を避けたスペードが離れた所へ着地した)


…骸!
房違い9