……
(恥ずかしく思いつつも相手を見つめていると、骸が楽し気にポッキーを食べ進めてくる。
負けじと口を動かすものの、なかなか前へ進まず顔だけが熱くなっていく。
縮まる距離にとうとう我慢出来ず口を離そうとした途端、させまいと素早く骸に頬を掴まれてしまった)
……ん、
(続けろと言わんばかりに短くなったポッキーを押し付けてくる顔に最早身動きが取れない。
あと少しでも動けば唇が触れそうな距離で骸が意地悪そうに目を細めて、真っ赤になっているだろう顔を覗き込んでくる。
思わず瞼を閉じると同時に、ぽきっと軽い音がした)
…クフフ、このままキスされてしまうんじゃないかと思いました?
本当は直ぐに折ってあげようと思っていたのですが、君がいい反応をするからつい…
虐めたくなってしまいました。
…美味しかったですよ、ごちそうさま。
様子を窺う