……

(ぽり、ぽりと少しづつ食べ始めると骸も同じように口を動かしてくる。
お互い引く気は無いのか段々と距離が縮まっていく、が鼻先がぶつかりそうな所で骸がポッキーを折った)


…離す気無いでしょう君。

このままでは事故が起きそうだったので僕が妥協してあげたんです、負けた訳じゃありませんからね。

(不服そうな骸の顔を眺めるとチョコレートが唇に付いているのに気付きそっと顔を寄せた)

な…んですか?…!

(不思議そうに首を傾げた相手の端をぺろりと舐めとる)

…っ…は…、

え…チョコレートが…?い、言ってくれたらよかったじゃないですか…っ

わざわざ舐めなくとも…というかこれでは僕が離した意味が無いじゃないですか…!

完全に事故ってますよもう…
食べ進める