穣子「○○…
いつになったら、帰ってくるつもりなの?
お姉ちゃん、泣いてたよ。
いなくなって、探しても見つからなくて、二人きりで過ごした夜、ずーっと。
今だって、全然笑ってくれないんだよ。
ずっと○○のこと考えて、心の中で、ずっと泣いてる。隠してるけど、分かるもん。
○○のばか。私たちに、どれだけ寂しい思いさせれば気が済むの?
このままじゃ、今年は紅葉、見られなくなっちゃうよ。
…ねぇ、ほんとにいなくなっちゃったの?
もう、帰ってきてくれないの?
また、一緒に遊んでくれないの?
もう、お話することもできないの?
もう、もう…
二度と…会えないの?
…やだよ…やだ、やだ、やだ…!
○○、○○…っ!」
み:いなくなる