穣子「……。
(ぎゅ…)
いい子、いい子…。
(なで…なで…)
えへへ…昔、私が泣いてるとね、お姉ちゃん、よくこうやってくれたんだ。
こんなことしか、思いつかないんだけど…。
私、知ってるよ?○○、すっごく頑張ってたよね。辛い気持ちに負けないで、こんなになるまで戦って…。
ちょっと疲れちゃったよね。それで、いいんだよ。それで…いいの。
何か食べたいものある?久しぶりに、お芋でも焼いてみようかな?
美味しいもの食べて、お腹いっぱいになったら、明日の朝までゆっくり寝ちゃおう?ちょっとくらいお寝坊したっていいからさ。
そしたら、きっと、少しは元気になれるから。
○○なら、絶対ぜったい、大丈夫だから…。
ね?私の、大事なお兄ちゃん…」
み:慰めて