静葉「………なにか、あったのね…?
(ぎゅっ…)
大丈夫…今は何も考えないで、自分を休ませてあげなさい…。
ねぇ、私、……貴方の為に、なんにも出来ないかもしれないけど、何があったのか、聞かせてくれないかしら…。
貴方の辛さを、全部理解してあげることはできないけれど。理解したつもりになったって、貴方はその何倍も辛いかもしれないから。
…でも、貴方が抱えていること、一緒に受け止めて、分け合って、支えてあげることくらいは出来るはずだから……。
私には、貴方の悩みを解くことも、辛さを消し去ってあげることもできない…もっと、もっと力になってあげたいのに…。我ながら、無力なものね…。
話したくなくてもいいから、せめてこうして、傍にいさせて…?
大丈夫、大丈夫よ…。」
慰めて