>文が椛を盗撮しようとしていたので、後ろから抱き締めてそのまま椛の前に連れ出す。
文「あややや!?いきなり抱きついて何をするんですか!?
盗撮?そんなことしてませんよ!?」
椛「二人とも、何をしてるんですか…?
とりあえず…文さんを離してあげた方が。
文さん、困ってますし…。」
>(白い耳と尻尾)
○○「え?可愛い?な、なら、暫くはこのままでもいいかな?」
意外と単純な○○
○○「ま、椛とお揃いって考えればいいかな」
椛「えっ、い、嫌ではないのですか?
可愛らしいのは…確かですけどね…。
あの、ちょっとだけいいですか…?///」
(つんつん)
(ふにふに)
文「ふふ、なかなかいい感じの尻尾ではありませんか♪
(さすさす)
椛とお揃いですね。触り心地もどうしてなかなか、負けていませんよ♪」
>夜中寒過ぎワロタ。冗談抜きで一気に冬が来そうだな…。
静葉「やっぱりそうなのかしらね…。
今年ももうすぐ、紅葉もおしまいかしら…。」
穣子「冬支度は早めに済ませておかないとね。
また寒くなるのかぁ…はぁ。」
>早いって何が早いのさ
人間は命が短いから仕方ないさ。それだけ静姉が好きだった
静葉「……その。
貴方のその気持ちは…私も嬉しいの。
それは、確かなのだけど…
心の準備、というとありきたりな言い方だけれど、まだ…時間をかけて考えさせて欲しいことがあるのよ…。
だから、ごめんなさい、でも…もう少し時間を頂戴…。
貴方が人であることは私も分かっているわ。でも、だからといって…急ぎ過ぎないで欲しい…。」
>(妖怪になりたい)
慧音先生に話しに来たのは慧音先生が人間の味方だと聞いたので少し相談をしようと思いまして。
自分が妖怪になりたいと思ったのは穣子と静葉の二人が好きで二人も同じように思ってくれています。その二人を置いて死ぬことが嫌なのです。
それと人間と神様とでは寿命が違いすぎます。さらに妖怪に襲われれば簡単に殺されてしまうでしょう。
そんなことで二人を絶対に悲しませたくないのです。
今言っていることは我が儘かも知れません。
ですが、自分はそれを貫き通したいと思っています。例え妖怪になっても自分は自分で居られます。
だから人間を捨てることに躊躇いはありませんがやはり穣子と静葉の気持ちは受け止めるべきだと感じています。
慧音先生はどう思いますでしょうか?
慧音「…成る程な。
確かに我が儘な話だ。己の思いの為に、与えられた命の形にそむこうと言うのだから。
だが、だからといって異を唱えようとは思わないし、誰にもできないだろう。
それだけ愛し、大切にしている故だということは私にも分かった。
ただ、妖怪になったところで寿命が無限になるわけではない。
いずれ必ず、お前が先にゆくことになるのは変わらないはずだよ。
ともに過ごせる時間が長ければ長いほど、二人が背負う悲しみも大きなものになるかもしれないことも承知しているかな。
今のお前を愛すればこそ、今のお前のままでいて欲しい彼女らの心も汲んでやるべきだとも思う。
明日をも知れぬという身でもないのだ、十分考える時間を取りなさい。
私などでよければ、いつでも相談にのるよ。
……頑張りなさい。」
→