そして、冬の日が沈むのは早く、そわそわしているうちに夜がきた。

今、俺は静葉と穣子と一緒に、守矢神社に向かっている。
もちろん手には何も持っていない。
一番大事なものは、これも早苗の手引きで、明るいうちにすでに守矢神社に運んでおいたのだ。
ふっふっふ、この俺様にぬかりはない!!


文「こんばんは、やはりお三方はおそろいで登場ですね♪」

空中から、聞きなれた声がした。文だ。


はたて「アンタも来るんじゃないかと思ってたわ。こんばんは♪」
続いてはたて。こっちは歩いて登場だ。


椛「みなさんお揃いのようですね。もうすぐ始まります、遅れないうちに行きましょう♪」

ゆっくりと歩いてきたのは、これも見なれた白い耳と尻尾が可愛らしい姿。
今日も見回りお疲れ様でした。

そうこうしているうちに、俺たちは神社についた。

2012クリスマス後半4