振り返ると、穣子がじっとこちらを見つめていた。

頬を少し赤く染め、片手をエプロンの下に隠して、何か持っているようだ。


静葉「……ほら、穣子…///」


静葉に促され、穣子は隠していた何かをそっとこちらに差し出してきた。

赤とオレンジ色の可愛らしい包み紙に、黒いリボンで可愛らしく縛ってある。

穣子「○○に…私から。あげる…♪」



「これって…」
2013バレンタイン3